「あー地獄…」元TBSアナ・39歳の私が思う“恋愛の難しさ”。大人気ドラマの名言から考える
2010年にTBSに入社し、『朝ズバッ!』『報道特集』などを担当したのち、2016年に退社したアンヌ遙香さん(39歳・以前は小林悠として活動)。
TBS退社から8年経った今年、紆余曲折を経て20年生活した東京を後にして活動拠点を故郷北海道に戻したアンヌさん。アラフォーにして再スタートを切った「出戻り先」でのシングルライフの様子や心境をつづる連載です。
【過去記事】⇒連載「アンヌ遙香の北海道シングルライフ」を読む
第38回となる本記事では、アンヌさんが大好きなドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』の話から、ある“問題”について語ります(以下、アンヌさんの寄稿)。
“愛犬命”の私は、夜遊びというものに本当に縁がありません。会食をするにしても大抵一次会で失礼し、ほとんどの時間を愛犬のために捧げています。
そんな私の夜の楽しみと言えば、21時ごろ早々に入った布団の中で眺めるファイターズ戦や海外ドラマ配信など。イギリスの歴史ドラマ『ダウントン・アビー』や、アメリカの有料チャンネル「HBO」制作のものなど欧米の連ドラが好きですが、『セックス・アンド・ザ・シティ』(SATC)はやはり永遠の名作です。
いよいよ、『セックス・アンド・ザ・シティ』新章、『And Just Like That…』シーズン3の配信が始まりました。
待ってた!
このシリーズ、私の友人にも熱心なファンがたくさんいます。SATC、および、AJLT、何が良いかと言えば、ニューヨークを舞台にしたおしゃれすぎるライフスタイルやファッションの数々と言ってもいいでしょうが、4人の登場人物のうち「なんとなく自分の境遇が当てはまるかも」「考え方に共鳴する部分があるかな」と感じるメンバーが、何らかの形で必ず見つかるというところでは?
私もかつて人並みにパートナーがいた時期は、家庭的な要素を感じさせるシャーロットが好きだな、なんて思ったりしていましたが、今や4人全員の要素がちょっとずつ自分の中にあるような気がして、4人とも捨てがたくあります。
物事に白黒つけたがりながらも、繊細で優しいミランダ、男性と対等な関係を忘れずにいながら愛情深く、そして自分自身を一番大切にすることを忘れないサマンサ。
独身生活を謳歌し、自宅で原稿を書くことに明け暮れる主人公キャリーの要素も、最近では自分の中にあるかなぁなんて。あ、私あんなにおしゃれじゃないですけどね。
大人になってきてわかるのは、国境を超え年代を超え、恋愛のあるあるや名言が詰まりすぎていて、いつ見返しても深く頷いてしまうシーンがたくさんあるということ。
大好きなドラマの新シリーズの配信が始まった
